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2008年12月12日金曜日

協会けんぽ、保険料率据え置きの見通し

中小企業の従業員ら約3500万人が加入している全国健康保険協会(協会けんぽ)の平成21年度の保険料率は、全国平均で現行の8・2%(労使折半)に据え置かれる見通しであることが9日、明らかになった。

 厚生労働省はこれまで、高齢化に伴う医療費増大により0・1~0・3%程度の保険料率引き上げが必要になるとの試算を示していた。
ところが、本年度初めの医療給付費の伸びが想定より小さかったことから、引き上げ回避の公算が大きくなった。

 協会けんぽは社会保険庁が運営していた政府管掌健康保険(政管健保)を引き継ぎ10月に発足。これまで全国一律だった保険料率は、来年度から医療費に応じ都道府県支部ごとに設定される。

 協会には政管健保から引き継いだ積立金が約1800億円あるが、このうち数100億円を取り崩して保険料上昇を抑える考え。料率0・1%は約700億円に相当するという。

 都道府県ごとに異なる新たな保険料率は来年3月ごろに各支部で決め、国の認可を経て同10月までに適用される。